息子は東京でアルバイトをしていました
2012-02-22
東京の大学へ通っている息子に久しぶりに会った時の事です。
膝の部分が擦り切れて大きな穴の開いたジーンズをはいていたので、それが近頃の流行なのかと聞きました。
すると、そうではないけれど、これでいいんだ、と言います。
その理由は新しいジーンズに買い変えてもすぐに穴が開いてしまうから買うだけ無駄なんだそうです。
息子は学費の足しにするために夜はスーパーマーケットの食品売り場で「品出し」などのアルバイトをしていると言いました。
東京で苦労させているのは申し訳ないけれど、そのアルバイトとジーンズの穴とにはどんな関係があるのかが分からなかったので、もう一度聞いてやっと理由が分かりました。
アルバイトでは普段の恰好のままで仕事をしているのです。
その仕事は「品出し」をする機会が多いので、いつもひざまづいてばかりいるんだそうです。
そのため、膝の部分ばかりに穴が開いてしまうというのです。
そう言われて全身をよく見れば、服もひどく汚れていました。
もう何年もしているアルバイトなので辛いとか厳しいとかいうことは無いと言います。
息子は東京の学校でコンピューター関係の勉強をしています。
アルバイトはふだん学校では使わない身体を使うので、運動と気晴らしになって丁度いいそうです。
学校でもアルバイト先でも人間関係には何の問題もなくやっていけているそうでした。
しいて言えば、アルバイト先で、「理不尽なことや自分勝手なこと」を言う客が思いのほか多くいるのが嫌だそうです。
私は別れるときに少しですが小遣いを置いて帰りました。